水辺の景観が楽しめる仙台堀川公園、横十間川親水公園と「おかず通り」砂町銀座を歩く 東京都江東区

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個性的な七つの森と古民家がある仙台堀川公園

今回も江東区の水辺を中心に歩きます。荒川を離れ、今度は住宅街へ。下町の風情の残る町並みを縫って歩き、高層住宅の間を抜けると仙台堀川公園。

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ここは、かつて仙台堀川という川があったところを暗渠化して、その上を公園として整備したそうですね。だから当然細長い公園で、延長3.7キロに及ぶとか。面積10.4ヘクタールで都内最大の親水公園なのですな。舗装された道路がとこまでも続き、ランニングコースやサイクリングコースにもなっているのですか。

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道の両脇に木が植えられ、隣に水の流れもあったりして、ウォーキングコースとしても快適でした。小規模ですが、ふれあいの森、果実の森、科学の森など個性的な七つの森もあるそうですよ。これは変化に富んだウォーキングが楽しめそうと歩いて行くと、目の前に釣り堀が現れました。

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かなりの大きさで、大物が期待できそうですね。都会ならではの巨大な団地とのコラボとの景観も面白かったです。

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さらに歩いて行くと、古民家が…。

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これは旧大石家住宅で、同じ江東区の東砂地区から移築したものらしい。多少小ぶりですが、江戸時代から残る民家としては区内では最古のものだとか。

広く造られた屋根裏に特徴があるのそうですね。この辺りは川が多く、昔はよく水害に見舞われたそうですね。水が引くまでの数日間、屋根裏が緊急の避難場所として使われたらしい。

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屋根裏を見たかったのですが、行った日は休館日で見学できませんでした。毎週土曜日・日曜日・祝日、午前10時~午後4時には無料で見学できるそうですよ。

運河跡碑のところでコースは、90度ターン。横十間川親水公園に向けて一直線に公園が続きます。先ほど述べた個性的な森もコースの途中で楽しめるのですな。

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途中にあるのが潮入りの池。

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東屋に主みたいな顔で居座っているのはサギですかね。鳥の名前は詳しくないのですが、寒いからか、縮こまっているのでペンギンのようにも見えました。

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さらにずんずん歩いて行くと、親子の森に入ります。行った日はイチョウの黄葉が見事でした。

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途中には、こんな日本庭園もあったりして景観の変化が楽しめますよ。

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仙台堀川公園は、個性的な橋も面白い

さらに行くと、鉄橋がありました。

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高いところが好きな私は、誘われるように鉄橋に上ってみます。すると、線路があるではないですか。こんなところに鉄道が走っているのは記憶にありませぬ。

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これは越中島支線と言って、JR東日本の貨物線みたい。京葉線潮見駅近くの越中島貨物駅と総武線小岩駅を結んでいるのですな。ちなみに総延長は11.7kmだとか。なんかちょっと普通の線路と違うなと思ったら、単線なのはもちろん線路の上に電線が走っておりませぬ。いわゆる単線非電化の線路なのですな。隣に電柱はあるんですけどね。

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どんな列車が走っているのだろうとしばらく待ったのですが、全然来そうもなかったので先へ進むことにしました。あとで調べてみると、ディーゼル機関車が引く貨物列車が1日数往復走っているらしい。一日数往復では、見られたらラッキーという確率かも。

その鉄橋の下にまた橋が…。

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この橋は、浮橋といって水に浮いているそうなんですよ。解説板には、コンクリートの橋脚と鉄骨で作られたとありましたが、渡っても少し揺れる程度。その浮橋の上をママチャリがすいすい渡っているのが印象的でした。

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橋を渡ると果実の森で、実際にみかんが生っていました。近くのいこいの森は紅葉が見事ですな。

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仙台堀川公園は何度か来たことがありますが、夏場が多かったような。どこへ行っても、緑がまぶしかったですが、秋から冬にかけて訪れると、それぞれの森の個性が引き立って見えると感じました。

プチワイルドな雰囲気とエキゾチックな水辺の景観が楽しい横十間川親水公園

景観の変化に飽きることなく、いつの間にか横十間川親水公園に到着。

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この川は、読んで字のごとく、川幅が十間で江戸城から見て横に流れているから名前がつけられたとか。

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川の真ん中にあるひょうたん型の島は、野鳥の島というらしい。無人島?みたいなので、まさに野鳥の楽園ですな。葛西橋通りの下をくぐって東陽地区へ行くと、水車や田んぼがありました。

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こちらのエリアに来たことはなかったですが、昔の江東区のプチ田園風景を感じられて得した気分。春から秋にかけては田んぼの緑や収穫風景が見られるのでしょうね。

千石地区はプチワイルドな雰囲気ですな。ミニ吊り橋や渓流っぽい雰囲気が味わえるのも楽しい。

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自然っぽい雰囲気があって、多くの野鳥が羽を休めていました。

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横十間川に戻り、錦糸町方面に向けて歩きます。

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川幅はそれほど広くないですが、川辺から眺める景色はなかなかですね。ヨーロッパには行ったことがありませんが、オランダやベネチアなど水の景観が素敵な都市を髣髴とさせるようなスポットもありました。桜の季節はきっと最高かも。

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別名「おかず通り」とも呼ばれる砂町銀座商店街

清洲橋通りのところで、親水公園と別れ、最後に向かったのは、砂町銀座商店街。

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ここは、明治通りと丸八通りの間の細い道の両側に、お惣菜など食品を中心とした商店が並ぶ。別名「おかず通り」とも呼ばれるらしい。戦前は小規模だったそうですが、昭和30年代の後半に現在の規模になったのだそうな。

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歩いていると、確かに昭和の時代の商店街に迷い込んだような活気が感じられました。道の幅が昭和仕様といいますか、狭いので歩いていると両側の各店舗の商品がすぐ手の届くところにある感じ。

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昔ながらの対面販売で、値段も安い。お惣菜としては、てんぷらやフライが多いような。量り売りの味噌が売っていたのは、懐かしかったです。昔は、商品パックなんか無かったですからね。店先にてんこもりの味噌を見たときは、おお~と立ち止まりました。

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最近、注目を集める石田波郷の記念館がある

商店街のなかほどにある砂町文化センターの2階にあるのが、石田波郷(いしだはきょう)記念館。

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前回、ここに来るまで知らなかったのですが、石田波郷は、戦後の俳壇で活躍した俳人。昭和21年から12年間、江東区で暮らしたらしい。俳句はよくわからないのですが、水原秋桜子の弟子で、わが国の俳句文学に大きな功績を残したのだとか。最近、新聞の地方版で彼の名前をよく見ますね。1ページも特集されているときもあって、知る人ぞ知る有名人だとわかりました。

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彼の略歴をたどってゆくと、兵隊に行ってから胸膜炎を患い、その後の人生のほとんどを闘病と療養で過ごしたのだとか。そういえば、正岡子規もまた病床で俳句をよんでいましたね。

現代の医学だったら、完治も可能だったのかなと思います。ただ、病気になることによって、感性が高められ、より研ぎ澄まされた人の心を打つ文章にもつながったような気がしました。

だからといって、病気になりたいとは思わないよな~と考えつつ、中の橋商店街を歩いて帰路についたのでした。

2016年4月12日

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