ダムマンガにも登場!群馬県「道の駅上州おにし」の遺跡にグルメに映画に銘品

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自然豊かな群馬県藤岡市を流れる神流川沿いには国の史跡・天然記念物の《三波石峡》があります。その三波石峡の近くにあるのが『道の駅上州おにし』です。女子高生が主役の人気コミック《ダムマンガ》にも登場する、ユニークな道の駅をご案内いたします。

レトロモダンな「道の駅上州おにし」

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国道沿いにある道の駅のエントランスは、ダムマンガに登場するちょっと不思議な形のエントランス。建物は北ヨーロッパの木造真壁建築の技法であるハーフティンバー様式を思わせる、洋風チックな雰囲気があります。

この道の駅は昭和52年に廃校になった譲原小学校跡地に作られたもので、敷地の一角には当時の建物が残されておりノスタルジーな雰囲気に包まれています。道の駅の看板を見ると、お食事/おみやげ/3D映画/体験工房と書かれており妙にミスマッチのような、それでいて地元へのこだわりに好感が持てる道の駅なのです。

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多種多様な「体験学習館MAG」

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この建物の施設は、「体験学習館MAG」という正式名称があります。MAGIC(魔法)、MAGNETIC(引き付ける=磁石)、MAGNIFICENT(素晴らしい、壮大な)という意味があるのです。

店内に入ったすぐわきに日本庭園を思わせる造作があります。天然記念物《三波石》を使った庭園で、同時に特産品の三波石をアピールしているのです。更に1階には三波石の展示室や、3D映画「緑の石の伝説」を上映しているマグホールがあり、陶芸・竹細工などが楽しめる体験工房まである、至れり尽くせりの道の駅です。

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グルメにおススメ「ダムカレー」

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1階をグルッと巡った後は2階の食堂にあがります。2階の踊り場には何故か超レトロな《メッサーシュミット》というドイツ車が置かれており、道の駅駅長(店主)の所有物だそうです。

食堂では色々なメニューがありますが、ここの一押しが《辛っ風!うま味噌うどん》で、藤岡市観光大使の歌手、湯原昌幸氏が考案したものだそうです。

一押しも捨てがたいのですが、ここはあえて《下久保ダムカレー》を選びます。近くにある『下久保ダム』を模したダムカレーで、直角のダム堤体、魚の泳ぐダム湖、国の史跡三波石峡、2つの発電所、そして地元で有名な冬桜を表した、観光名所を凝縮したカレーなのです。

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お土産は「三波石」

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食堂に隣接しておみやげ売り場があります。かなりお土産も充実しており、お勧めは地元の銘菓《長井屋まんじゅう》で、コクのある餡とフンワリした皮が見事なハーモニーを奏でています。

絶対に見逃さないで頂きたいのが《三波石》。

国の天然記念物で、かつて江戸時代には名石として珍重され、庭石用として大変な需要があったのです。現在でも観賞用としてビジネスが成り立つほどの貴重な石です。三波石峡に行けばゴロゴロしているのですが、当然、天然記念物ですから、どんなに小さくても取ってはいけません。

その代わり、この道の駅で自然のままのものや加工された三波石を購入することができるのです。

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文化財の「譲原石器時代住居跡」

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最後は、「体験学習館MAG」の隣にある文化財を見ていきましょう。なんとここには、縄文時代前期から晩期にかけての遺跡と考えられている《譲原石器時代住居跡》があり国指定の史跡です。

オシャレな覆い屋の中にある敷石住居跡で、炉あとは4個の結晶片岩で囲まれ、周囲を粘土で固められています。昭和12年に小学校の工事の際に発見されたもだそうで、非常に貴重な遺跡なのです。

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食事やお土産に立ち寄るのも良し、体験工房で遊ぶのも良いでしょう。埼玉、群馬観光の際に、様々な使い方のできる「道の駅上州おにし」に、是非、立ち寄ってみてください。

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2016年7月7日

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