阪神、オリックスの秋季キャンプ地・高知!観光もグルメも今が旬

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秋のプロ野球のお楽しみ

秋――それはプロ野球(NPB)にとってシーズン終了を意味します。日本シリーズが終わると、来春までプロ野球とはオサラバという、ファンにとっては最も退屈な季節です。

しかし、そんな秋にも別の楽しみ方があります。それが秋季キャンプです。2月に行われる春季キャンプに比べると地味な存在であり、あまりニュースにもなりませんが、秋季キャンプならではの楽しみもあります。

全選手が参加する春季キャンプと違い、秋季キャンプは若手主体となります。オフ・シーズンになるとベテラン選手はオーバーホールに努めますが、若手選手にとっては来年のレギュラー獲りへの絶好のチャンスとなります。

もちろん、レギュラー・クラスの若手選手も参加し、さらなる飛躍を目指します。したがって、春季キャンプに比べて猛練習が行われるのが秋季キャンプの特徴です。秋季キャンプが終わると12月からは2ヵ月間の完全オフとなりますから、少々の怪我も厭わないのです。

では、今年(2016年)も高知県で秋季キャンプを行う阪神タイガースオリックス・バファローズをご紹介しましょう。

阪神の秋季キャンプ地、高知県の安芸市営球場
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タイガース・タウンの安芸

阪神は安芸(あき)市で秋季キャンプを行います。かつて、阪神はこの地で春季キャンプを行っていましたが、現在は沖縄県宜野座村に場所を移しました。二軍はまだ安芸で春季キャンプを行ってますが、少し寂しいですね。

しかし、安芸は今でもタイガース・タウンと呼ばれており、安芸市営球場安芸タイガース球場という愛称が付けられました。

安芸市営球場の最寄り駅は土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の球場前駅で、地方球場では珍しく徒歩で球場まで行くことがます。また、高知駅からJR土讃線の快速が直通運転しており、約1時間の距離なので、思ったより遠く感じません。

ただ、メイン球場は小山の上にあるので、登るのにはやや骨が折れます。駅を降りると、まず目に付くのが室内練習場の安芸ドームです。

雨天時の練習やウェート・トレーニングなどが可能な安芸ドーム
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さらに登って行くと、サブ球場やブルペンなどがあります。キャンプ地として、練習施設は充実してますね。

今年の秋季キャンプ・メンバーには若きエースの藤浪晋太郎投手も入っているので、彼の投球練習もブルペンで見ることができるでしょう。

ピッチング練習が行われるブルペン
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メイン球場はブルペンよりまだ上にありますが、頑張って登りましょう。そこでは若トラたちが汗を流す姿を見ることができます。

なお、阪神の秋季キャンプ日程は10月29日(土)~11月16日(水)の予定で、休日は11月2日(水)、7日(月)、12日(土)となっています(変更の場合あり)。

高知市内で秋季キャンプを行うオリックス

一方、オリックスは高知市内にある高知市東部野球場で秋季キャンプを行います。オリックスもかつては春季キャンプを高知で行っていましたが、現在では宮崎市の清武に移転しました。それでも、秋季キャンプ地として高知を残したのです。

宿泊施設が多い高知市内を拠点とすれば、安芸よりも便利でしょう。ただ、高知市東部野球場は駅から遠く、バスの本数も少ないので気を付ける必要があります。

今年のオリックス秋季キャンプは11月1日(火)~18日(金)まで行われ、休日は4日(金)、9日(水)、14日(月)の予定です(変更の場合あり)。

オリックスが秋季キャンプを行う高知市東部野球場
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観光やグルメも盛りだくさん

高知市内まで来たからには、野球だけではなく観光も楽しみたいものです。やはり行ってみたいのは高知城でしょう。

現存する高知城は、江戸時代に土佐藩初代藩主の山内一豊によって着工されました。高知市中心部にあるので、交通の便もいいですね。

高知城
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他にも高知市街にははりまや橋などの名所もあります。これら市内観光の移動には土電と呼ばれる路面電車を利用しましょう。高知市は路面電車が非常に発達しています。

はりまや橋と路面電車
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またグルメでは、高知と言えばなんといっても!名物の鰹のタタキを目の前で炙ってくれる店もあります。特に秋は戻り鰹が旬なので、高知ならではの鰹を味わえるでしょう。

もちろん、土佐湾で獲れる他の海産物にも事欠きません。土佐っ子は酒豪が多いと言いますが、これだけ日本酒に合う料理があれば、それも当然でしょう。

秋は野球に観光にグルメに、高知へ行ってみませんか?

2016年10月28日

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