フィールドアスレチックのメッカ・清水公園から江戸川沿いの遊歩道を歩く 千葉県野田市

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見どころ満載の民営化されている公園

今回行ったのは、千葉県野田市。2003年に関宿町と合併して、千葉県最北端の自治体になったらしいですね。野田市は、醤油の町としても有名なのはご存知でしょうか。

古くは、明石家さんまの「 幸せって 何だっけ 何だっけ~ ♪」のコマーシャルが有名で、最近は、森高千里や篠原涼子のコマーシャルでも知られるキッコーマン発祥の地なのですね~。7年ほど前に訪れたことがあるのですが、なぜか城下町でもないのに城の櫓があったのを記憶しています。

北千住から春日部まで常磐線で行き、そのあと東武野田線へ乗り換えようと思ったら、東武アーバンパークラインと表示されていました。ハイカラなネーミングになっても、ノスタルジックな沿線風景が変わらないところが良いですね。市内観光なら、野田市駅で降りたほうが便利ですが、ウォーキングコースの都合上、清水公園駅で下車します。

清水公園は27万平方メートルもあるという広大な公園。なんと民営だというから驚きです。しかも、歴史を遡るとキッコーマンとも関係があるらしい。…というのは、明治27年にキッコーマンの創業者一族の茂木家が、この地にあるお寺の一部を借りて公園を建設したそうな。そして町の人たちに開放したのですな。

駅から公園までの道の両側には桜が植えられていて、開花時期は見事だろうと思いました。入り口近くにあるのが野田貝塚の記念碑。

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奥東京湾地域における縄文時代後期の人々の生活を知る上で貴重な遺跡らしいですね。それにしても、昔はこんな内陸まで海があったという事実に驚きます。

公園にもどり、金乗院から見学します。このお寺は、室町時代の創建だとか。

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入り口にある仁王門は、約300年前に建立されたらしい。最近、全面修復されたようで創建当初の姿を眺めることができました。

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日本最大級のフィールドアスレチックがある

清水公園で忘れてならないのが国内最大級を誇ると言われるフィールドアスレチックの存在。コースは、「ファミリー」、「冒険」、「水上」の3コースで、合計100箇所ものポイントが設けられているらしい。行った日は、シルバーウィークの真っ只中で、天気も良かったので多くの家族連れがアスレチックを楽しんでおりました。

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手前味噌になりますが、私は若い頃、フィールドアスレチックで鳴らしたのですよ。体が軽くて、腕の力がそこそこあったから、ロープを登ったり、鉄棒にぶらさがってそのまま逆上がりしたりするのも難なくできました。今回は、時間の関係で中に入れなくて残念。外から子供たちの果敢なチャレンジを応援です。

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ここのアスレチックの売りは、テレビのサスケで見るような水上コースがあること。大きな池も結構深そうで、落ちると洒落にならないかも。

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…と思ったら、お約束通り、頭から池に飛び込んだお子さんがおりました。

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ケレン味のない見事なダイブに、思わず拍手を送りたくなりましたね。私もチャレンジしたいと思いましたが、パンツまで濡れると帰りの電車で恥をかくので今回はやめておきました。

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清水公園は、ほかにも年間を通じて花を楽しめる花ファンタジアや小動物と触れあえるポニー牧場などがあります。

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また、マス釣り場、キャンプ場、立体迷路、ジャイアント・スロープなど興味あるアイテムも満載。

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しかも、ここには世界初と言われる噴水迷路もありました。でも、先を急ぐので外から見るだけ~。本気で遊ぶなら、一日でも足りないかもしれませんね。

江戸時代初期に建てられた重要文化財の古民家がある

次に公園に隣接する旧花野井家住宅を見学します。

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この住宅は、千葉県流山市にあったものを移築したのですな。左甚五郎が一日で作った?という伝説の薬医門を抜けると、目の前に茅葺の建物が建っておりました。一見して、これはかなり古いぞ、と感じたのですが、なんと17世紀後半に建てられたものらしい。江戸時代初期の古民家ということで、国指定の重要文化財になっているそうな。

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家から煙が噴き出していますが、もちろん燃えているのではありませぬ。行った日はちょうど、燻煙乾燥をしている最中でした。煙で燻すことによって、防腐・防虫効果を発揮し、木材の耐久性を高めることもできるのですな。今も住めるくらいの状況を保つためには、江戸時代の初期からこのようなメンテナンスを頻繁に行っていたのでしょう。

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それはともかく、武士の家に見える反面、富農の家にも見えるというあいまいなイメージは、江戸時代の花野井家のシチュエーションによるものでしょうか。元々は武士だったそうですが、江戸時代は、代々幕府直轄の小金牧の牧士を任され、名字帯刀を許された家柄だったとか。ちなみに、牧士とは、野馬奉行の配下で、牧の管理、野馬の捕獲を指揮する役目があったそうです。

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武士のお屋敷みたいな排他的な雰囲気はなく、誰でも気軽に入れそうなのは、野馬の捕獲に多くの農民の力を必要としたからかも、と考えました。

消えた櫓の謎

旧花野井家住宅から住宅街をテクテク歩き、江戸川の土手を目指します。途中に、古そうな神社がありました。

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解説板を読むと、野田市清水八幡神社というらしい。そこには、千葉県指定無形民俗文化財として、「ぱっぱか獅子舞」という踊りが伝わっているそうですね。

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「ぱっぱか」というのは、舞人が太鼓をお腹に抱えて叩き踊る太鼓の音から名づけられたとか。起源は、江戸の元禄時代まで遡るそうですが、これだけ長く続いているのは踊り自体に魅力があるからでしょうね。是非、見てみたいものだと思いました。

かなり歩いて、ようやく江戸川の土手に到着。

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土手には、総延長40キロにもおよぶサイクリングロードがありました。それにしても、見渡す限り、一人も見かけない。このあたりの川は、江戸時代、幕府によって開削されたそうな。その河川改修によって、野田に醤油生産の輸送経路をもたらしたらしい。江戸川が、醤油の町・野田発展の要因のひとつになったのですね。すがすがしい土手の遊歩道を歩き、右手に野田橋を見ながら行くと、キッコーマンの工場を見ることができます。

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さらに行けば、左手に城の櫓が見えて来る…はず。

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あれ? 

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最初は25年以上前に見て、7年前にもあった櫓がありませぬ。それは、キッコーマンの御用蔵で、宮内庁御用達の醤油が醸造されているという記憶が残っていますが…。ちなみに7年前に同じ場所で撮影した写真は次の通り。

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江戸川百景にも選ばれていたそうですが、今あるのは更地があるのみ。どこへ行っちゃったのですかね。思わぬところへ移転していたのですが、それはまた次回。

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2015年10月6日

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