富士登山の持ち物について

富士登山に行くなら、服装だけでなく装備も重要。何を持っていけばいいのか、持って行き忘れがないように、しっかりとチェックしましょう。

基本のザック

ザックとはリュックサックのこと。登山では持ち物はザックに入れていきます。間違っても、鞄なんかを持っていかないように。

山頂近くに辿り着くまでは、防寒着はザックにしまっておきます。結構かさばるので、ザックは30~35リットルくらいの大きさのものがお勧めです。

ザックと一緒に、雨に備えてザックカバーもあるとベター。登山用のザックであれば、カバー付きのものもたくさんあります。

雨天に備えて雨具

意外と忘れがちなのが、雨具。たとえ天気予報が晴れでも、山では予報通りに行きません。防水性能の高いゴアテックス仕様がお勧めです。

富士山では下から強風が拭きあげたりするので、ポンチョやレインコートではなく、上下別になっているセパレート型の雨具がいいでしょう。

間違っても、傘などは持っていかないように。風の強い富士山ではまったく役に立ちません。

ヘッドランプと予備の電池

富士山では当然のことながら電気などありません。明かりがないと真っ暗で危険です。たとえ日帰り予定でも、下山が遅れて暗くなることも考えられます。

懐中電灯でも代用できますが、手が塞がってしまうので、ヘッドライトがお勧めです。念の為に、予備の電池も持って行きましょう。

着替え

富士登山はでは当たり前ですが、たくさんの汗をかきます。インナーの着替えはしっかりと用意しておきましょう。雨濡れに備えて、ビニール袋などに入れておくと安心です。

泊まりであれば、下着の替えも持って行きましょう。

持って行きたい小物たち

持っていくのを忘れがちな小物たちも紹介します。まずは日焼け止め。日差しの強い富士山では必需品です。耳や首筋も塗り忘れ内容にしましょう。

そして、地図も忘れないように。意外と下山時に道を間違える人が多いんです。

救急セットも持って行きましょう。下痢止めやバンドエイドは何かと使う機会があります。いざというときのために、保険証(もしくはコピー)も持って行きましょう。

あとは基本のタオルやゴミ袋を持っていけばOKです。

携帯しやすい飲み物や食料

飲み物は、2~3リットルくらいあるといいでしょう。あまり多く持って行っても重くなってしまい逆効果です。ちなみに水は飲むだけでなく、目を洗ったり、怪我の際にも使います。

重くてかさばる水筒よりも、ペットボトルのほうがよいです。

あとは行動食として、飴や干し梅を携帯していくとよいでしょう。

人によってはストックや杖も

ストックがあると、足の負担を減らせます。特に、下りの膝では役に立つので、膝が悪い方なら必須です。足の状態が良好な方であれば、必要ありません。

余計な荷物はできるだけ省く

上に挙げた持ち物は当然持っていったほうがいいですが、それ以外で余計な持ち物はできるだけ置いていったほうがよいです。

余計な荷物は体力を消耗するだけです。だからといって、必要な物まで置いていかないように、持ち物リストは十分チェックして望むようにしてください。

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