高速バスにお得に乗れる『回数券』の紹介

コラム

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2014/01/09

お得に使える回数券

高速バスの魅力は飛行機や新幹線と比べてリーズナブルに移動できる便利さ。帰省や旅行、お仕事で利用している人も多いでしょう。ただ、高速バスはもっと安く利用することができます。往復割引、学生割引、早割り、ネット割引など高速バスではさまざまな割引を用意していますが、今回紹介するのは「回数券」です。回数券とは複数つづりになった乗車券で、料金の一定額が割り引かれているので、お得に利用することができます。

回数券の種類

バス回数券にはいくつかの種類がありますが、高速バスに多いのは区間式。指定された停留所区間またはその区間内で有効なタイプです。また、往復回数券も多く取り扱っています。他には金額回数券、金券式回数券、昼間回数券（買物回数券）、休日回数券、そしてキャンペーンやイベントなどで発行される特別割引回数券などがあります。つづり枚数や販売額、有効期間などは区間やバス会社によって異なるので、それぞれ確認して購入してください。

こんな人に回数券がおすすめ

安く高速バスを利用したい時に、一番オーソドックスなのは早期割引（早割）かもしれません。乗車日の前から購入することで安くなるタイプである早割は、早ければ早いほど割引率も高くなります。しかし、忙しいビジネスパーソンや学生にとっては、数日後のスケジュールすら確定できないこともあるでしょう。急に予定が空いて、高速バスを利用することになった場合、早割はあまり役立ちません。しかし、回数券をあらかじめ購入しておくといつでも安く移動できます。場合によっては早割よりも安くなるので、お仕事や帰省などで同じ路線をよく使う場合は、何枚か回数券を購入しておくことをおすすめします。ただし、繁忙期の場合はすぐに予約が埋まってしまうことがあります。スケジュールが確定したら、指定席を早く確保するようにしましょう。また長期出張が長引いたり、旅行先が気に入って延長したり、スケジュール通りに帰りのバスを利用しないこともあるでしょう。その場合、期間が決まっている乗車券は無駄になってしまいます。しかし回数券なら、こんな時も大丈夫。スケジュールに縛られることなく、お得に移動することができます。

回数券の払い戻し

不要になった回数券は払い戻ししてもらえることがあります。回数券の発売額から、すでに使用した券面額を引いて、さらに払い戻し手数料（数百円）を引いた金額が戻ってくるのが一般的です。

（計算式）　回数券の発売額 −（既使用枚数×普通片道運賃）− 払い戻し手数料＝払い戻し額

ただ、回数券によっては有効期限を決められている場合がありますし、通常の乗車券よりも払い戻し手数料が若干高くなるバス会社もあります。また、出発前までにキャンセルの連絡が入らなかった場合は払い戻しされません。ご注意ください。

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