大阪・河南町で美しい自然と歴史が堪能できる!近つ飛鳥風土記の丘

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大阪で一番マイナーな町・第2弾

以前、大阪府南東部に位置する河南町に関する記事を書きました。「大阪で一番マイナー過ぎて田舎過ぎる町」という内容だったにもかかわらず、不思議なことに筆者が書いた記事の中では一番人気のようです。

そこで、ご要望にお応えして(?)、第2弾を放ちたいと思います。今回、ご紹介するのは、上記の記事でも少し触れている「近つ飛鳥風土記の丘」です。

大阪府とは思えない田舎風景が広がる河南町の「近つ飛鳥風土記の丘」

梅と桜と……、美しい植物の宝庫

「近つ飛鳥風土記の丘」は、河南町の大宝という地区にあります。「たいほう」ではなく「だいほう」と読みます。周りは阪南ネオポリスという、ちょっと大袈裟な名前の新興住宅地で、その奥に「近つ飛鳥風土記の丘」があるのです。

敷地内にはたくさんの樹木が植えられており、入口から左側に下っていくと梅林があって、3月初旬から中旬にかけて見頃になります。この記事が掲載される頃には、梅も満開になるかも知れません。

梅を見逃した方でも、入口から右の方の山を登ればがあります。ちょっとしたハイキングにもなり、お弁当スポットもあるので、花見にはもってこいでしょう。こちらは3月下旬から4月上旬が見頃となります。

もちろん、他の植物も多数あるので、春先以外の季節でも四季折々の美しい木々を鑑賞できます。

「近つ飛鳥風土記の丘」の梅林

一須賀古墳群

そもそも「近つ飛鳥」とは何なのでしょう。「飛鳥」と言えば奈良県明日香村にある飛鳥が有名ですが、実は大阪にも「飛鳥」はあるのです。

河内(大阪)にある飛鳥を「近つ飛鳥」、大和(奈良)の飛鳥を「遠つ飛鳥」と呼んでいました。この二つの飛鳥は密接な関係にあり、古代日本における中心地で、二つの「飛鳥」を結んでいたのが日本最古の官道である竹内街道でした。

そして「近つ飛鳥風土記の丘」の敷地内にあるのが一須賀古墳群です。古墳と言っても仁徳天皇陵のような巨大古墳ではなく、小さな横穴式石室が無数にあるという古墳群なのです。

一須賀古墳群は6~7世紀頃の古墳群と言われ、ちょうど聖徳太子の時代です。この頃に政治の実権を握っていたのは蘇我氏で、「一須賀(いちすか)」と「蘇我(そが)」の発音が似ていることから、この辺りが蘇我氏の根拠地だったのではないか、という説もあります。

「近つ飛鳥風土記の丘」内の一須賀古墳群にある、横穴式石室

近つ飛鳥博物館

梅林がある方向へ下っていくと、奇妙な建物が見えてきました。ここが大阪府立近つ飛鳥博物館です。安藤忠雄が設計したこの博物館、第26回日本芸術大賞を受賞しています。

安藤忠雄が設計した近つ飛鳥博物館

館内には、数々の歴史物が展示されています。特に考古学が好きな方には、たまらない博物館でしょう。なにしろ古代の遺跡が豊富な近つ飛鳥なので、遺跡物は多数あります。

大阪府八尾市の美園遺跡から出土された、4世紀頃の埴輪

なお、今回は許可を得て写真を掲載していますが、展示物によっては撮影禁止の物もあるので、詳しくは係員にお尋ねください。

仁徳天皇陵の模型

時期によって特別展示物もあるので、調べてから行くのもいいでしょう。5世紀頃、古墳時代に飼われていた馬の骨格も展示されていました。現在のサラブレッドと比べると、ずいぶん小さな馬だったんですね。

大阪府四條畷市から出土した、当時の馬の骨を元に復元された模型

古墳時代の馬と、現在のサラブレッドを比べると、こんな感じ

近つ飛鳥博物館の入館料は大人300円、開館時間は10:00~17:00(入館受付は16:30まで)で、月曜日が休館日(祝日の場合は翌日)となっています。近つ飛鳥風土記の丘の方は年中無休、入場無料で開園時間は9:30~17:00です。

アクセス

「近つ飛鳥風土記の丘」へは、近鉄長野線の喜志駅もしくは富田林駅から金剛バスの阪南ネオポリス行きに乗り、終点の「阪南ネオポリス」バス停で降りると、すぐそこが「近つ飛鳥風土記の丘」の入口となっています。喜志駅および富田林駅へは、近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅から河内長野(富田林)行き準急もしくは急行に乗って約30分です。

また、無料の駐車場もあります。そして、太子町側にも無料駐車場があるので、そちらを利用するのもいいでしょう。

近つ飛鳥博物館の中にある、太子町鹿谷寺石塔模造復原

2017年3月7日

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