富士山初心者が気をつけること

富士山は、標高3,776mという、かなりの高さを持った山。初心者の方が勘違いしやすいのですが、実は、歩く距離が長いことが富士山の苛酷さではありません。ここでは、初心者が間違いがちな富士登山のポイントをご紹介します。

富士登山が過酷な「本当の理由」

一般的に、高度が100m上がるごとに気温は約0.6度下がります。さらに、風速が1m/s上がるごとに、体感温度は1度下がります。

そして、富士山は標高が高く、風がかなり強いんです。

この事実が意味することは、たとえ夏でも、夜明け前の富士山の山頂は、まるで真冬かと思うほどの寒さだということです。

富士山初心者が犯しやすい間違いが、この寒さからくる疲労を甘く見て、軽装で登ってしまうことなのです。たとえ晴れていても、山の天気は変わりやすく、旧に天候が悪化することなどザラにあります。

寒さにやられないためのポイントとは?

富士登山でもっとも気をつけなければならないのは寒さです。ということは、富士登山において服装の選択こそがもっとも大事なポイントといえるでしょう。

具体的な服装については、富士登山の服装についてを参考にしてください。

服装以外では、やはり持ち物や靴について、適切なものを選ぶようにしましょう。

初心者ならツアーがおすすめ

富士登山は、全国から様々なツアーが組まれています。初心者だと、どれくらいの時間に登り始めて、どれくらいのペースで行けば、ちょうどいい場所で御来光を拝めるのかわかりません。

その点、ツアーだと初心者に合わせたペースで登りつつも、いいタイミングで御来光が見られるようにスケジューリングしてくれます。

登山の最中もいろいろとアドバイスももらえますし、やはり富士登山の最初の入口はツアーから入るのが安全な選択といえるでしょう。

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