日本ラグビーの総本山、東京・秩父宮ラグビー場!今では1年中楽しめます

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高まる2019年への期待

東京オリンピックが行われる2020年の前年、2019年に第9回ラグビー・ワールドカップが日本で開催されます。ラグビー・ワールドカップといえば、夏季オリンピックやサッカーのFIFAワールドカップに次ぐ規模の、世界三大スポーツ大会の一つとも言われており、そのビッグ・イベントが日本にやって来るのです。

日本代表は、第7回大会までは僅か1勝と芳しくない成績でしたが、前回のイングランドで行われた第8回大会では、優勝候補だった南アフリカ代表(スプリングボクス)を破るなど3勝1敗の好成績を挙げ、世界を驚かせました。もちろん、2019年のワールドカップにも出場します。

そんな日本代表にとって本拠地と言えるのが秩父宮ラグビー場です。残念ながら2019年のワールドカップ会場ではありませんが、日本ラグビーにとって総本山と言っていいでしょう。

秩父宮ラグビー場の正面玄関

「スポーツの宮様」が名称の由来

秩父宮ラグビー場と聞いて、埼玉県の秩父市にあると思っている人がいますが、そうではなくて東京のド真ん中、明治神宮球場の隣りにあります。

秩父宮ラグビー場が完成したのは戦後間もない1947年、当時の名称は東京ラグビー場でした。その時に尽力したのが「スポーツの宮様」と呼ばれた当時の日本ラグビー協会総裁、秩父宮雍仁親王です。西の聖地・花園ラグビー場の建設を進言した殿下ですね。

1953年、秩父宮親王が亡くなった時に、その功績を称えて秩父宮ラグビー場と改称されたのです。

その後、秩父宮ラグビー場は国内ゲームやテストマッチ(国代表チーム同士の試合)で数々の名勝負を生み出しました。日本ラグビーの象徴に相応しいスタジアムになるべく改修も行われ、現在では収容人員数約2万5千人、照明設備と大型ビジョンを備えたラグビー専用場となっています。

大型ビジョンでリプレイを堪能

シーズンが伸びた日本ラグビー

かつてのラグビーといえば、冬のスポーツというイメージが定着していました。成人の日が1月15日だった頃は、この日に日本選手権(当時は社会人王者と大学王者が対戦)が行われると、もうシーズン終了だったのです。

でも今年(2017年)は、秩父宮ラグビー場で開催される日本選手権の決勝が1月29日に行われると国内シーズンは終了しますが、2月25日から秩父宮ラグビー場でスーパーラグビーが始まります。スーパーラグビーとは、南半球のニュージーランド、オーストラリア、南アフリカのクラブ・チームで行われる世界最高峰のラグビーで、昨年(2016年)からアルゼンチン代表が主体のジャガーズと共に、日本代表を中心としたサンウルブズも参加するようになりました。

2017年のサンウルブズの試合は、秩父宮ラグビー場では2月25日、4月8日、5月27日、7月15日の4試合が予定されています。また、日本代表のテストマッチも国内で数試合予定されており、会場は未定ですが秩父宮ラグビー場でも行われるでしょう。今やラグビーは、1年中楽しめるようになったのです。

なお、今後の国内シーズンでの主な試合は、1月8日(トップリーグ公式戦)、1月9日(大学選手権決勝)、1月14日(トップリーグ公式戦)、1月29日(日本選手権決勝)に秩父宮ラグビー場で行われます。

満員となった秩父宮ラグビー場

2019へGO!

秩父宮ラグビー場は東京のド真ん中にあるだけに、アクセスは抜群です。最寄り駅は、東京メトロ銀座線の外苑前駅で徒歩約5分。他にも、都営地下鉄大江戸線の青山一丁目駅(徒歩約10分)や、JR総武線(各駅停車)の千駄ヶ谷駅および信濃町駅(徒歩約15分)も徒歩圏内であり、東京都内のあらゆる場所から来場できるので非常に便利です。

2019年のワールドカップを成功させるには、まず国内で行われるラグビーを充実させることが必要でしょう。そのためにも、ぜひ日本ラグビーの総本山とも言うべき秩父宮ラグビー場へ足を運んでください。

ラグビーを見たことがないという方も、生で観れば迫力を堪能できるでしょう。

2017年1月5日

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