高速バスで行く観光スポット（大阪駅編）　降車駅周辺の情報をピックアップ

コラム

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2013/12/10

JR大阪駅周辺（梅田エリア）

「梅田」という地名は、関西以外の方にはあまりなじみがないかもしれませんね。梅田はJR大阪駅のほかに阪急電鉄、阪神電気鉄道・大阪市営地下鉄の駅などが集中している大阪最大の中心地で、大阪だけでなく京都・神戸方面など関西一円の交通網の中心地となっています。たくさんの駅が集中しているエリアなので、駅名としての「大阪」とエリアとしての「梅田」を呼び分けているというわけです。関西では「JR大阪駅周辺」というより「梅田」の方が一般的で、高速バスの停車地にも「梅田」の名称が使われます。

大阪ステーションシティ

大阪駅周辺は近年大規模な再開発が行われ、JR大阪駅自体も2011年にリニューアルしたばかり。南北の駅ビルを巨大な屋根でつないだ53万平方メートル（東京ドーム11個分！）もの広大なドームの中にひとつの街がそっくり包まれた「大阪ステーションシティ」は、大阪を訪れたらぜひ立ち寄ってみたい新名所です。

NU茶屋町

大阪のファッションと若者文化の発信地・茶屋町。東京でいえば原宿のようなオシャレなエリアです。その茶屋町のランドマークとなっているのがNU茶屋町。ハイセンスなアパレル・グルメ・アクセサリー・雑貨などのテナントが集まっていて、「いま大阪で流行しているのはコレ」がひとめでわかります。梅田から北へ徒歩10程度ですから、バス待ちの空き時間などにサクッと立ち寄ってみてもいいかもしれませんね。

梅田芸術劇場

NU茶屋町駅のすぐそば、梅田から北へ徒歩で7〜10分ほどの場所にある劇場です。所属アーティストによるミュージカルやお芝居、コンサートなどのほかに宝塚歌劇団の公演、落語会「朝日東西名人会」の会場として使われるなど大阪はもちろん関西を代表する劇場のひとつとなっています。梅田芸術劇場を目当てに夜行バスなどを利用して地方から上阪する演劇ファンもたくさんいるんですよ。

グランフロント大阪

「都心部の中心駅の駅前」という条件では間違いなく国内最大規模の複合商業施設「グランフロント大阪」。このエリアは巨大建築物の集合体になっていて、超高層オフィスビル／マンションとホテルを中心にコンベンションセンターや劇場、ショッピングモール、ショップ＆レストランが周囲を取り巻いているという感じです。ぐるりと見てまわるだけでもたっぷり半日くらいはかかります。

ディアモール

規模においても複雑さにおいても「大阪の地下街は日本一」とよく言われます。梅田周辺にもディアモール、ホワイティうめだ、ドージマ地下センターなど大小の地下街があり、それらがすべて地下通路でつながっているためさながらダンジョン状態。地元で生まれ育った人でも地下街の全体像は覚えきれなくて、地下で迷子になることも珍しくありません。
その地下街群の中心となっているのがディアモール。JR大阪駅・北新地駅、地下鉄梅田駅・西梅田駅・東梅田駅、阪神梅田駅、阪急梅田駅の7つの駅を結んでおり、梅田周辺の主要な場所にはほとんど地上に出ずアクセスできます。テナントが多いだけでなくアートギャラリーや地下広場・公園などユニークな施設がたくさんあり、散歩がてら見物して歩くには最適です。ただし、どんな散歩名人でも道に迷うことはほぼ確実。時間オーバーしてバスの発車時間に遅れないよう、しっかりマップをチェックしておいてください。

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