鍋が美味しい冬の季節がやってきた！秋田県の郷土鍋オススメ5選

コラム

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2015/11/24

そろそろ冬が本番に近づいてきています。そんな季節に食べたくなるのは、やはり温かい鍋。鍋料理が食べられるお店に行くのもいいですし、友達をたくさん呼んで家でゆっくり鍋をツツき合うのも楽しいですよね。
皆さんはどんな種類の鍋を食べますか？野菜がたくさん摂れますし、身体も暖まり、作るのが楽チンという三拍子が揃った鍋料理。今回紹介するのは秋田県で有名な鍋料理5つです。これを見たら、秋田に旅をしたくなってしまうかも？

1.きりたんぽ鍋

秋田県の有名な郷土料理「きりたんぽ」鍋が入っているのが特徴。きりたんぽとは、お米を棒状にして焼くという簡単な料理。発祥は県北にある大館市になりますが、今や秋田県全域で親しまれている人気の鍋。比内鶏のガラでとった汁を使い、醤油ベースの味で仕上げます。ゴボウ、マイタケ、比内地鶏を煮込み、きりたんぽとネギを入れ、最後にセリを入れて完成です。ゴボウとセリの風味が最大限に生かされており、地鶏との相性が抜群です。

2.鱈（たら）のダダミ鍋

鱈のオスの白子のことをダダミといいます。トロッとした独特の食感が人気の白子。これを鍋に入れて食べてます。簡単に作れることで、沿岸の漁師料理として食べられてきました。昆布のだし汁に、鱈の切り身はもちろんのこと、白子、きのこ、白菜などを入れて、好みによって醤油、味噌で楽しむ鍋です。鱈の切り身と白子の組み合わせは、材料本体の美味しさにクリーミーさが合わさった新しい味になります。

3.だまこ鍋

「だまこ」も、きりたんぽと同じく秋田県の郷土料理。ご飯を潰して、直径3cmぐらいに丸めたものです。具材やスープはきりたぽ鍋と一緒。きりたんぽ鍋よりも歴史が古く、農家の家庭料理が始まり。簡単に作れることから、今でも家庭料理として親しまれています。だまこを焼いたりすることで、煮崩れを防ぐ調理方法もあります。

4.しょっつる鍋

しょっつるとは調味料のことであり、小魚に塩、麹（こうじ）を加えて発酵させて、2〜3年をかけて作る魚醤です。メインの具材となるのが、ハタハタという小魚。醤油ベースのスープと、ハタハタの食感が食欲を駆り立ててくれます。鍋を美味しくさせるポイントは、ハタハタの卵に火を通しすぎないことです。卵の美味しさを味わうためにも必須の条件です。ハタハタの味は、カレイに似ていますが、秋田県民から言わせれば全く違うとのこと。他の具材は、白菜、ネギ、しらたき、豆腐、えのきを使用します。

5.山の芋鍋

他の鍋とは違い、発祥の地がハッキリしている山の芋鍋。秋田県田尻湖の郷土料理は、里芋ではなくヤマト芋を使用します。ヤマト芋は山芋の中でも、粘りが強く、滋養に良いと言われています。それを団子状にしてから煮出立せます。フワフワとした食感の山芋から、美味しい出し汁がでることで、スープが一層美味しくなります。鍋の残り汁を使って雑炊をするのが主流ですが、山の芋鍋の場合は2〜3倍に薄めて楽しむことをオススメします。

まとめ

いつも食べてるのとは違った種類を鍋を食べたくなってきませんか？自分で作るには、材料到達などが難しい料理が多いかもしれません。そんな時は、現地に行って、現場の郷土料理を食べるのが一番。秋田県は稲庭うどんや、横手焼きそばなど、オススメする料理も一緒に味わい尽くしましょう。

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