リレー徘徊16 西北パワースポット巡り・駅前編(兵庫県西宮市)

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京都市伏見区・淀の涼森神社は別名涼宮→ライトノベル・涼宮ハルヒと同じ名やん→ハルヒちゅーたら西宮ロケ地巡りやん→今回の徘徊起点は西宮北口でええやん!!って連想で私の地元まで戻って来ました。「リレー徘徊2 西宮えびす平常参り」は、阪神電車西宮駅&JR西宮駅周辺を紹介しましたが、今回は、阪急電車の西宮北口駅起点で近郊の「パワースポット」を織り交ぜて巡ってみます。まずは西宮北口駅前編です。

余談1:ダイヤモンドクロス

本題に入る前に余談1〜この駅に初めて来た人は戸惑います。

あら今津線ってどっち? 阪神今津駅から阪急宝塚駅までを今津線と呼びますが、西宮北口駅で南北に分断されています。昔は、分断されず一本だったんです。じゃあーどうやって西宮北口駅で神戸線と交差していたのか、と疑問が思いません? 実は、鉄ちゃん垂涎もんの珍しい「ダイヤモンドクロス」という方式で交差していたんですね。西宮北口駅の南側にある西宮ガーデンズの5階、沿線コミュニティベース「スタジモにしのみや」に当時の様子を再現したジオラマがあります。

そうそう西宮ガーデンズは「阪急西宮球場(アイキャッチ画像参照)」の跡地に建設されたショッピングモールです。ガーデンズ北側にちょびっとだけスタジアムの痕跡も残っていますが…まずわからないと思いますね。それくらい「ちょびっと」です(笑)

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余談2:戦前の高級住宅地・西宮七園

続いて余談2〜西宮市には「西宮七園」と呼ばれる七つの「園」のつく大正から昭和初期にかけて開発された高級住宅地があります。有名なのは「甲子園」、皆さんご存知の「阪神甲子園球場」のある場所ですね。他に今回の西宮北口駅前の「昭和園」に「甲風園」、阪急今津線・関西学院大学がある「甲東園(こうとうえん)」、阪急甲陽線・昔、遊園地や撮影所があった甲陽園(こようえん)とかって温泉があった「苦楽園(くらくえん)」、阪神神戸線・海水プールがあった「香櫨園(こうろえん)」となります。

駅前の西側にある昭和園と甲風園ですが、阪神淡路大震災の影響もあり古い屋敷は減りましたが、今も当時を忍ばせる面影は残っています。下記の写真は、古地図の赤丸の下部にあるR部分です。昔は花壇だったんでしょうかね。皆さんは、戦前の面影をいくつ発見できるでしょうか。

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深い杜の宮・日野神社

ではでは、パワースポットへ向かいましょう。まず、霊験あらたかな日野神社へ。

西宮北口駅東出口を出て線路に沿って東へ徒歩10分ほど歩くと深い緑の杜が踏み切りの向こうに見えてきます。ここが天照大神、豊受大神、春日大明神をお祀する日野神社です。県の天然記念物に指定されている杜に囲まれた参道から境内を見ると楠木の巨木が何本も立ち並び、常緑広葉樹林が生い茂る昼なお暗き神がおわす杜の宮」という厳かな空気感がありまります。行くたびに木陰や草影からナニモノかがこちらを見ているって気配を感じますね。

阪神淡路大震災で本殿が倒壊、最近再建され檜香りたつ真新しい神殿になっています。

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あらゆる災厄を打ち払うという厄神明王祀る・門戸厄神

次に今津線を北へひと駅乗って門徒厄神駅下車、西へ徒歩10分であらゆる災厄を打ち払う厄神明王を祀る門戸厄神東光寺(もんどやくじんとうこうじ)へ向かいます。このお寺、高野山真言宗別格本山・正式名は松泰山東光寺。日本三大厄神のうちの一つです。関西では厄払いをするお寺で有名で私も本厄の時にお決まり通り「ひとり」でお参りしました。

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本殿裏に回るとお稲荷さんが祀られ、その横に神社にある鳥居があります。境内には狛犬さんもいます。

お寺って仏様をお祀りする場所でしょ、なんで鳥居があるんだろうかと調べたら、この状態を「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」または「神仏混淆(しんぶつこんこう)」と言うそうで、日本古来の土着の神祇信仰(神道)と大陸から伝来した新しい仏教信仰(日本の仏教)が混淆し一つの信仰体系として再構成された現象なんだそうで、今、私たちが見慣れているお寺と神社がはっきりと別れているのは、明治新政府により出された「神仏判然令(1868年12月1日)」により神仏習合の慣習を禁止し、神道と仏教、神と仏、神社と寺院とをはっきり区別(これを神仏分離:しんぶつぶんりという)させたことに起因するそうな。

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ランドマーク・古来信仰の山「甲山」

西宮市や宝塚市の各所から六甲山方面を見るとポコンとヘルメットを伏せた独立峰・甲山(かぶとやま)と呼ばれる古い火山の痕跡を残す山が見えます。残念ながら西宮北口からスパッときれいに山容が見れません。

甲山は、約1200万年前の活動期には今よりももっと大きくな山でしたが活動終息後は侵食によりわずかに火口付近のみが塊状に残ったとか。下の写真は阪急今津線仁川駅前の弁手池から撮ったものです。甲山は山麓南側に鎮座する廣田神社の神奈備山(かんなびやま:神の鎮座する山の意)と考えられ、祭祀用の銅戈(どうか:青銅で作られた戈)が出土、古来、甲山が信仰の対象であったことがわかります。

また、日本武尊(やまとたけるのみこと)の第2子・十四代仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の皇后で三韓征伐を指揮した逸話で知られる神功(じんぐうこうごう)皇后が、国家平安守護のため山頂に如意宝珠(にょいほうじゅ:仏教において霊験を表すとされる宝の珠)と兜を埋めたと言う伝説があり、甲山のどこかに今もこの宝が隠されていると言われています。次回は、甲山山麓に広がる官幣大社「廣田神社」へ巡ります。

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2016年5月31日

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