鹿児島の指宿温泉といったらやっぱり砂蒸し風呂「砂湯里」

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およそ300年の歴史をもつ砂蒸し風呂と呼ばれ、地元の人だけでなく全国各地から砂蒸し風呂を求めてやってくる、そんな温泉施設がここ鹿児島県にあります。砂蒸し風呂というのは、熱い砂の中に体を埋もれさせた状態でゆったりする温泉、いわば大自然のサウナというたとえの方がわかりやすいかと思います。今回はそんな鹿児島の指宿名物でもある「砂蒸し風呂」についてご紹介していきたいと思います。

指宿にある山川砂むし温泉「砂湯里」

山川砂むし温泉「砂湯里」は、海岸沿いに位置し、 開聞岳を眺める絶対のポイントにあります。温泉施設のちょうど横は断崖絶壁の岩があり、広大な景色が広がっています。施設までは、畑の真ん中にある道路を通っていくので、はじめは道を間違えたかな?と不安になりますが、看板もちゃんと出ているので大丈夫です。ここは車でないと行けない場所なので、観光で来られる際には、レンタカーで行くのがベストです。鹿児島市内からだと車で1時間半くらいかかります。

目の前には海岸があり、ゆるやかな波の音と潮風が気持ちいいです。ロケーションとして最高ではないでしょうか。海岸からこんなに近い温泉施設は中々ないですね。

施設の入り口へ

施設の入り口です。ここにある券売機で券を購入して下さい。券を買うと施設の人が丁寧に案内してくれますよ。

券売機がこちらです。砂むし風呂のみの券とセット利用券というのがあります。このセット利用券というのを購入すると、たまて箱温泉という温泉にも入る事が出来ます。一度に二度美味しいというものです。ただ砂蒸し風呂に入った後で、施設内にある小さな温泉で体についた砂を落とす事も出来るので、砂蒸し風呂でも十分満足出来るとは思いますよ。大人1名、浴衣込で820円です。

思い出にと山川砂むし温泉とプリントされたタオルを購入しました。タオルは別料金になります。こちらが温泉入浴券になります。

更衣室の途中の通路には砂むしの楽しみ方の説明が貼られています。奥が男性の更衣室になります。ここで浴衣に着替えてから砂蒸し風呂がある場所へと向かいます。

更衣室はこのような感じです。鍵付きなので、貴重品などはこのロッカー内に入れて携帯やタオルといったものだけもっていくようにして下さい。

いよいよ砂蒸し風呂

更衣室から外に出ると砂蒸し風呂がある場所へと繋がっています。見るからに熱そうですね…熱そうではありますが、人生初なのでとても楽しみです。

目の前は浜辺です。波の音が心地良く、この音を聞きながら砂に蒸されるのかと思うと、悪くないなという気持ちにもなってきます。

砂むし温泉を楽しむ

砂をかけてくれるおじさんやおばさんが居ます。「横になって下さい」と指示があるので、指示通りに横になり、砂をかけてもらいます。砂をかけてもらううちに段々と重さを感じます。そして砂が思った以上に熱いです。蒸されるというのが何となく分かってきました。通常10分~15分程度だそうです。熱くなったら無理せずに声をかけて下さいとの事。そして写真まで撮ってくれるというサービス。何だか楽しくなってきました。

写真は何枚か撮影してくれるので、撮影してほしい角度などがあれば事前に伝えておけばOKです。じっとしているとかかとやお尻の辺りがかなり熱く感じてきます。足が熱かったりしたら多少動かしても良いそうです。真夏は10分も入っていられないんだとか、砂かけの人が言ってました。

砂からあがると、更衣室の方に流し湯があるので、そこで砂をしっかり落として下さい。砂をキレイに落としたら温泉が待ってます。

ここが小さな温泉場所です。ここで体を温めたりして下さい。波の音もちゃんと聞こえてきて気持ちが良いですよ。

そして温泉から上がり、着替えて外に出るとこんなものが売ってます。温泉たまごです。赤たまらしいです。

さつま芋まで売っています。鹿児島といえばさつま芋ですね。温泉から上がった後に食べるのも良いですね。

こうして砂蒸し風呂を満喫した訳ですが、鹿児島に来た甲斐があったなと思えるような貴重な体験が出来た事や、このロケーションの素晴らしさ。自然から生まれた天然砂蒸し温泉、是非鹿児島旅行へ行かれた際には指宿へお立ち寄りいただければと思います。

砂むし温泉「砂湯里」
電話:0993-35-2669
https://www.seika-spc.co.jp/healthy/sayuri-2/

2017年6月6日

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