リレー徘徊30 京の庭・円山公園・庭編(東山区)

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今回から迂闊に手をだしてはならない禁断のテーマ「京の庭」にトライしようかと。古都・京都には無数の有名無名な「庭」があります。庭に関しては駆け出しな私が作庭の作法など難しいことを抜きにして「ああ、ええなぁ~」と感じた庭とその周辺を紹介したいと思います。

庭巡りは1日に2つ行くのが限度かと…座敷に座り、庭を味わう、感じる、観るって一見のんびりしているようですが意外に集中力が必要、ほんと感性が疲労するんですね、私の場合。

ということで、庭とその周辺をセットで散策するおすすめコースを紹介しますね。

名勝円山公園

東山の山麓、八坂神社のすぐ東隣、知恩院南側、高台寺北側にあり、最寄り駅は京阪電車祗園四条徒歩10分、阪急電車河原町下車徒歩20分、JR京都からだと地下鉄烏丸四条で阪急乗換になります。

明治4年(1981年)、上地令により八坂神社、双林寺、知恩院の境内の一部が官有地となり、その後、遊覧の地として市民に開放、明治19年(1886年)に京都市内で最も古い公園として開園しました。この土地は、平安時代より風光明媚な場所で「芸術上または観賞上価値が高い土地」として昭和6年(1931年)に国の「名勝」指定を受けています。

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桜の名所

円山公園と言えば「桜」、約686本の桜が植えられているとかで、内、枝垂桜32本、八重桜11本あるとされています。毎年、お花見のシーズンには、前日から泊まり込んでの場所取りにブルーシートを広げるってことを皆さんやってましたが、これが桜の根に悪影響を及ぼすというので現在は禁止、代わりに公園事務局からござの貸し出しが行われています。

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祇園枝垂桜

円山公園の桜といったら公園の中央にある「祇園枝垂桜(品種名:一重白彼岸枝垂桜)でしょう!」と思い浮かべる方が多いかと。初代の枝垂桜は、昭和22年(1947年)、樹齢220年で枯れ、初代の種から育てられた二代目が昭和27年(1949年)に、この地に移植されたそうです。近年、一度カラスの糞害などで枯れかかりましたが、1832年(天保3年)創業の植藤造園会長で桜守の16代目佐野藤右衛門さんら尽力で再び見事な花を咲かせるに至ったそうです。

毎年、大勢の来園者で賑わうお花見の名所でありますが、ほとんど方がこのあたりで帰ってしまうんですね。円山公園の魅力ある場所は、ここから山へ向かった区域で、自然の丘陵を利用して造られた池泉回遊式の日本庭園なんですね。都市公園なんで、当然ながら拝観は無料です(笑)

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池泉回遊式の日本庭園

リレー徘徊28「加賀屋新田会所」の庭「築山と池を巡る築山林泉回遊式:つきやまりんせんかいゆうしき」とは違う方式で「池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)」と呼ばれる、池を中心に設け、その周囲を巡りながら観賞する江戸時代の代表的庭園形式だそうで、桂離宮・金沢兼六園・岡山後楽園などがこの方式です。

この庭は、近代日本庭園の先駆者とされる作庭家で庭師「七代小川治兵衛(おがわじへえ):万延元年(1860年生〜1933年没)・近通称:植治(屋号)」によって造られた庭です。京都の庭巡りをしていると度々出会うこの庭師の名前、覚えておくといいですよ。作庭の心得が見えてくるかもです。

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ひょうたん池

まずは、ひょうたん池の周りを歩いてみます。東山に向かって右側、松を中心に高低差ある風景を愉しめます。紅葉の頃、この松の風景に真っ赤な楓がぽつり…このコントラストがいいですね。

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左側にぐるっと廻って石橋見るといかにこの橋が風景のポイントになっているかわかります。橋の左と手前に楓、右に柳、奥に松。風景のベストシーズンは紅葉の時期ですかね。

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小川

池を見て奥へ進むと左側に最奥の滝から流れ出る小さな川が現れます。川には、小さな石橋や飛び石が配置され、渡る度に違った風景を見せてくれます。

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ただし、残念ながら水がいつも流れていないので、雑草が生い茂り野暮な風景に。

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水が流れていると小鳥が水浴びをやってたりします〜♪

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この写真の向かって左奥に人工の滝ではありますが、大きな荒々しい大岩が配置され、今迄の平地の川相ではない渓流の赴きある風景に急変しますが、川同様、水が流れていない時が多く残念な風景に…もう少し風景を大事にしてほしいもんです。

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さらに上へ登る階段途中に「夢」と掘られた自然石が置かれています。一見、学生の創作物?に見えますが、忠臣蔵で有名な赤穂藩主「浅野長矩(あさのながのり:官名・浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)」の侍医・寺井玄渓の庭にあった岩に掘らせたものだそうで、ほんと京都では、細やかな小物類も調べてみるといきなり「歴史モノだわ!!」となって驚かされます。次回は、円山公園をさらに上に歩いてみます。

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