宮城県・鳴子温泉は度肝抜かれる「こけし」ワールド!

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鳴子温泉といえば温泉と並んで有名な物が伝統工芸品「鳴子こけし」があります。お土産などで知っている方も多いと思いますが、行ってみてビックリ。実際の鳴子温泉では温泉を差し置いて?主張するこけし、こけし、こけし!こけしだらけな街並みに度肝抜かれます。

その入口となるのが、冒頭の写真。鳴子温泉郷(鳴子温泉郷とは、鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉の5つの温泉地の総称)は仙台から車で約2時間の場所にありますが、さっそく目を疑うスケールのこけしに遭遇!!インパクト大!上から目線で出迎えてくれます(笑)

こけしとは?の説明は、こちら

こけしの駅長!?鳴子温泉駅

鳴子温泉の玄関口である「鳴子温泉駅」。駅前の足湯も魅力的ですが、ここに「こけしの駅長」がいるらしいので中に入ってみます。駅の券売機の隣、改札口に駅長は居ました。

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駅長こけし「ゆもりくん」と「みずきちゃん」。切れ長の目に小さなお口。制服もばっちり着こなしていますね。「ゆもり」はおそらく温泉から名前が付いてそうですが、「みずき」はこけしの素材だそうです。

その他駅の中には、こけしの展示。

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こけしの記念写真看板もあり、こけしワールドの玄関口としても楽しめます。

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駅前の看板と歩行者通路との境界の柵もこけしです。

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街に馴染むこけし達

ここからは、街の中のよく見かける物がこけしになっている「街に馴染むこけし達」をご紹介しましょう。トップバッターは鳴子郵便局のポスト。全身忠実にこけしになって華やかな存在感を表しています。色使いも鮮やかで綺麗ですね。

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続いては橋梁の両端にある柱・親柱。存在感がありますね。親柱4カ所それぞれがこけしになっています。

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一番圧倒されたのは、大崎市 鳴子総合支所(役場)の電話ボックス。車で走行中二度見!!車を止めて思わず撮影しました。電話ボックスにこけしを乗せたかー!とその発想に脱帽です。

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拡大するとこの様子。密かに電話ボックスの左奥、鳴子総合支所の看板にもぬかりなく小さなこけしが乗ってます。

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鳴子温泉の共同浴場・滝の湯

こけしの話が続きましたが、鳴子温泉の魅力についてお伝えします。

鳴子温泉街を山の手に進むと温泉神社があり、その下に鳴子温泉の共同浴場・滝の湯があります。滝の湯のお湯は温泉神社の「ご神湯」を引いています。鳴子温泉街には多数の旅館がありますが、宿泊しなくても気軽に利用できる滝の湯はありがたい存在です。

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滝の湯に入るには、入浴券を券売機で購入しますが、値段が150円と安い!中は広くはありませんが落ち着いた雰囲気で、時間帯によっては混み合います。お湯は白濁していて、やや熱い硫化水素泉。温泉らしい独特のにおいととろみで体を癒してくれます。浴室は総ヒバ造りで打たせ湯もあり、共同浴場といわれる昔懐かしい雰囲気で鳴子に来たからには一度立ち寄ることをオススメします。

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滝の湯の前に駐車しても良いと言われましたが、道が狭く人通りも多いので、滝の湯から徒歩10分ほどのこちらの無料臨時駐車場を利用しました。駐車スペースも広いです。温泉街でおみやげなどぶらりと見ながら歩くと遠いと感じる距離ではありませんでした。

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道案内までこけしでアピール!道路標示も必見です。

こけしの主張は、道路標識にまで及びます。まずは、2体の上半身こけし。

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続いて2体の上半身こけしと温泉のイラスト。標識の3分の1を占めています。

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最後は全身こけし。鳴子から離れる方向の看板にまで堂々と主張されています。

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徹底的にこけし推しな温泉街・鳴子はいかがでしたでしょうか。温泉街ではろくろを回しながら手作業で削っていくこけしの制作風景を見ることができたり、絵付け体験や資料館もありますので、温泉とともに鳴子の伝統工芸に触れてみてはいかがでしょうか。(2014.8訪)

鳴子温泉アクセス

JR:東京〜古川 東北新幹線2時間20分 / 古川〜鳴子 陸羽東線急行39分
車:東北自動車道古川I.C.より「鳴子温泉」まで29キロ(約40分)

2015年10月6日

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