新宿・南口 雑踏から一歩外れた都心とのいい距離感
都心の中心部である東京・新宿。休む間もなく複数の電車の沿線が交差する活気にあふれた駅。年間の乗降者数が世界のギネスにも1位に輝いており、延べ約400万人ともいわれています。
新宿というと、終日活気にあふれ賑やかなイメージと、眠らない夜の街のイメージ(一時代に比べるとおとなしくなってきた!?)が混在し、思わず肩に力が入ります。
新宿駅というと大まかに東口・西口そして南口とあり、それぞれの出口に違った顔を持つのも特徴。東口は待ち合わせ場所でも有名な新宿アルタをはじめビルや繁華街が密集しています。東口といえばやはり歌舞伎町。飲み屋街も数多く点在していて、夜の街を賑やかに楽しむなら東口がいいでしょう。西口は小田急や京王百貨店が駅に直結しており、駅ビル内にきらびやかなショップも沢山あります。買い物を目的にするならばこちら西口がおすすめですね。
さてこちらは南口。行き交う道路は甲州街道。比較的近くにみえる場所に通称ドコモタワーも垣間見えます。今回は、この南口周辺をぶらっと歩いてみました。
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活気あふれる雰囲気こそそのまま 程よい距離感を楽しむ大人の新宿
手を加えやすい都心部ということもあり、近年変化していく新宿の街並み。またどんな風に変わっていくのかも楽しみのひとつ。思えば近郊に暮らす私は10代の若い頃から各目線の新宿を経験してきてることになる。当然ながら目線も変わっていきます。10代、20代の人混みや・エネルギッシュな夜の街・好奇心から年齢とともに移り変わって、都心にいながらこんな場所があったんだみたいな、オアシスでも見つけた様な発見がキーワードになってきます(笑)
新宿駅は自体は電車の乗り換え時に通過するだけというのがほとんど。こうして降りてみると新たな発見が楽しめます。甲州街道の大きな道路には車やバスが途切れることなく交差します。新宿なので人や車は普通に多いですね。
オフと今シーズンのサザンクロス内遊歩道
西口や東口に比べて道路がある分解放感があります。建物も道路を挟んで密集しています。南口のミロードやルミネがある小田急方面のある方から道路を横断してJR側に向かいます。新宿サザンテラスが見えてきます。こちら1998年平成10年にオープンとのこと。そういえば当時ちょっと話題でしたがあらためて訪れたのは実は最近になってからです。まずは遊歩道を歩きます。季節とともに赤やオレンジに染まりゆく木々たち。都心にいながら自然の美しさを直に拝観できます。
下の画像はオフの時のサザンテラス内遊歩道。オールシーズン豊かな緑が出迎えてくれます。
今シーズンですとイルミネーションそして紅葉も話題です。遊歩道より脇を連なる眩いばかりのイルミネーションが今年も秋から冬の夜を幻想的に演出してくれます。遊歩道をほどなく抜けるとレストランやカフェを発見。
夜になるとライトアップもなされてこんな感じに秋冬の夜を華麗に演出
こちらのサザンクロス内にあるペッシエドーロというイタリアンの店に入って早めのランチを取りました。ランチのパスタがとてもおいしかったです。居心地も良くて佇まいも気に入りました。
午後のひと時はノイズを尻目にひとやすみ
午前中から昼前後降り注ぐ木漏れ日の日差しが眩しすぎなくて気持ちいいです。少し進むと向かって右側にタカシマヤタイムズスクエアが見えてきます。新宿タカシマヤタイムズスクエアに向かう道沿いにこちらのサザンテラスを連結する橋・イーストデッキがあります。こちらから望む摩天楼の様なドコモタワーのビルや高架下を通る電車を眺めるもよし。見晴もかなりいいです。
向かって前方にはタカシマヤタイムズスクエア、こちらのビル高島屋はもちろん多くのファッション系の専門店と東急ハンズが入ってます。常に人でにぎわっている様子。タイムズスクエアから右手階段を下りると紀伊国屋書店本店があります。タイムズスクエアと連絡通路でつながっており1階から6階まで書籍7階はサザンシアターの劇場を展開。規模の大きさを実感します。タイムズスクエアでウインドウショッピングを楽しんだらお気に入りの本を買って1階のタリーズカフェで読書なんていいかもしれませんね。
2015年11月26日