少彦名神社の神農祭!遊びありグルメありの大阪最後のお祭り
医薬と健康の神様の神社が大阪は中央区にあります。正式名称は、少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)と言い、「神農さん」とも呼ばれています。その神社のお祭りがあるんです。「神農祭」と言って、毎年、11月22日と23日の2日間のお祭りです。今年も行って来ました。
Index
公共機関で行くなら
大坂市営地下鉄で行くのが便利です。堺筋線の北浜駅で降りて南に下って歩いて行きます。ちなみに御堂筋線の淀屋橋からだと10分程度掛かります。北浜から行くのが一番便利です。
4~5分歩くと道修町1の交差点に到着です。西側の御堂筋側との間がお祭りとなっているんですよ。沢山の露天が両側に出ています。そして人もいっぱいですね。賑わっていますよ。
お参りは右手に並ぶようになっています。ガードマンさんの話では15分~20分ぐらいの待ち時間って話でしたよ。堺筋の方から2列に並んで進みます。ちゃ んと割り込みが出来ないように柵がしてありました。そうそう、御堂筋の方からは並べないので注意が必要です。ちゃんと堺筋の方に行きましょう。
やっと境内に入ることが出来ました。ここに一番最初に来たときはビックリしました。何故って?神社は、ビルとビルの間の細い隙間の中にあるんですよ。両側がビルに挟まれているんです。この奥が本殿になっているんですよ。
神農さん略記です。神虎(張子の虎)の由来についての説明がありました。
文政5年(1822年)に大阪でコレラが流行した時、道修町の薬仲間が疫病除けの薬として「虎頭殺鬼雄黄圓」という丸薬をつくり、合わせて「神虎」のお守りをつくって神前で祈願した後、施与したことに由来すると言われています。
虎は古来より、邪を祓い鬼を退治するともいわれており、大坂の郷土玩具である張子細工で虎をつくりお守りとしたのです。
現在では万病平癒・無病息災のお守りとされています。
本殿に着きました。さあ、お参りしましょう。無病息災で健康で過ごせますように。沢山の人が次から次へとお参りしていましたよ。
お参りが済むと張子の虎(神虎)を買い求める人が沢山いました。白金の虎(限定50体)や黄金の虎(限定70体)そして大福虎(限定100体)もあるようです。詳しくは最後の公式HPを参照して下さいね。
帰り道には沢山の絵馬がありましたよ。みんな色んなお願いごとを書いているんでしょうね。絵馬の上には提灯があるんですが全部が薬会社のものですね。流石、医薬と健康の神様です。
ちょっと見ていると、薬剤師の国家試験に合格しますようにっていうのが多かったですね。流石、薬の神様ですね。後は、病気が良くなりますようにって。体にまつわることでした。
子供達が喜ぶ楽しいゆるキャラがいっぱい
お参りが終わって外に出てみると……トラッキー? いやいや、よく見てみると「奈良のくすり」って書いてあります。写真を撮らしてってポーズをするとニッコリ笑ってVサインをしながら撮らしてくれましたよ。
わ~っ、発見しました。「神農さま」です。少彦神社公認キャラクターなんですよ。ありがたいじゃないですか。5000年前の古代中国の仙人なんですよ。農業・医薬の発展に大きな貢献をしました。体は基本的に透明で、毒を食した場合に体が黒く反応したそうです。本当は偉い仙人なんですが、とっても気さくな仙人で脳天気だそうです。優しそうなお顔をしていますよね。子供達にも大人気でしたよ。
またまた、可愛いキャラクターを見つけちゃいました。「ロッ太くん」と「ロッチーちゃん」です。この子達も今回初登場なんですよ。このRのマークが目印です。目薬で有名なロート製薬のゆるキャラなんです。
あっ、「ゆめまるくん」だ。この子は大阪市中央区のマスコットキャラクターなんですよ。大阪城と区の花『梅』を頭に、手にはもう1つの区の花『パンジー』を持っているそうなんだけど……今日は持っていないですね。忘れたのかな?(笑)
そうこうしているうちに、全員大集合ってなりましたよ。これには、みんなが大盛り上がりです。子供達はきゃっきゃきゃっきゃ言ってましたよ。この後は写真の撮りまくりです。子供達にとっても楽しいお祭りなのは間違いないようです。
子供達が喜ぶ露天の遊びもいっぱい
射的です。これは子供にも大人にも大人気ですよね。的を見極めてパーンってやって倒れろって。ワクワクドキドキしますよね。この日も沢山の人が楽しんでいましたよ。
金魚すくいです。お祭りの定番ですよね。これは、大人も子供も楽しめますよね。見ていると子供だけじゃなくカップルや大人も沢山やっていましたよ。さあ、何匹取れるかな? 見ているだけでも楽しいですよね。
パチンコです。よ~く見ると、手でパチンパチンと弾くやつです。懐かしいですよね。子供心に楽しんでいるようでしたよ。
スマートボールです。小さな子供がお母さんと一緒にやっている姿が微笑ましいですね。温泉街とかに行くと大人でもやりたくなっちゃいます。
ヨーヨー釣りですね。さあ、何個取れるかな? 最近のはカラフルな色になっていますね。子供がやりたそうに見ていますね。
大人だって楽しめちゃいます
大人のお楽しみもちゃんと充実していますよ。飲み処がありました。サザエ、お酒、お好み焼、イカ焼、おでん、焼とり……。魅力的な文字が並んでいますよね。思わず入りたくなっちゃいますよね。
いい匂いが漂ってきます。ジャンボ焼き鳥、牛串焼、サザエ、いか焼…、人気は牛串焼き700円、いか焼700円のようです。ビールやチューハイの缶を持ちながら食べ歩きしながら散策している人もちらほら居ました。お祭りを楽しんでいますよね。
粉物も美味しそうに焼けています。キャベツの上に乗った豚肉が食欲をそそりますね。綺麗に並んで焼けるのを待っているようです。これは食べたくなりますよね。お祭りの定番品です。熱々出来たてを楽しみたいですね。
大阪名物もありましたよ。「どてやき」です。ここも人気で行列が出来ていましたよ。これは食べたい一品ですね。松阪牛最高ランクA4、A5クラスのお肉を使っているようですね。これは美味しいでしょう。食べてみたいものです。
資料館を無料で見れます
神農祭のときに入場無料で特別開館しているですよ。普段見れない企業の歴史と企業活動に関した展示品を見ることが出来ます。中は撮影禁止なので写真はありませんが色々な展示物があり興味深かったです。是非一度訪れて欲しいものです。
まとめ
神農祭、大人も子供も楽しめるお祭りですね。遊びがあり、グルメもあり、資料館も観れる、大都会の大阪の中心部でこんな大規模なお祭りをやっていたなんて。楽しめること間違い無しです。
少彦名神社
大阪市中央区道修町2-1-8
tel:06-6231-6958
fax:06-6231-6970
公式HP:http://www.sinnosan.jp/
2015年11月27日