リレー徘徊50:路上芸術in宝塚〜具象作品2

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前回は、宝塚に点在する具象作品アラカルトをご紹介しました。今回は、個性ある作品を作風ごとに紹介しようかと思っていますが、これって私の好きな作品順ってことになるのかな? 作風のバリエーションが愉しいので、今回、サブタイトルに色を付けて遊んでみました。

イでなくモ

まず変わり種の石彫作品。最寄り駅から距離がありますが、安倉(あくら)北の上の池公園にある女子モアイ像? 実はこの石像、1990年に大阪の鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会(通称:花博・ハナハク)」に伊豆諸島小笠原諸島地域活性化対策協議会が出展した作品。シチリア諸島と伊豆諸島の新島でしか産出しない「抗火石」で作られているそうで、イースーター島のモアイ像似でありますが、題名の「モヤイ」とは島の方言で「力を合わせる」という意味なんだそうです。

この「モヤイ像」調べたら国内各地にあるんですね。で、会期終了後、宝塚市に寄贈されたそうですが、なんで宝塚やねんと調べたら…

余談ですが〜

花博に宝塚市もすみれの花咲く芸術の街として「ミニチュア庭園・夢のガーデンシティ宝塚」として出展していた関係なんでしょうね。その庭を構成した台湾奇石と植物の一部を記念としてモヤイ像のある上の池公園に末永く保存することにしたそうですが、現状は完璧に忘れ去られていますね。

ギョロ目山姥か?!

逆瀬川駅前から市役所へ続く真っすぐな「市役所通り」の両側にある二体の石彫作品。北側にあるのは彫刻家・岩城信嘉(1931年〜2008年)作の「寄り添うふたりの像」。初対面でまず思うのが「ちょっと怖い」ですかね。一刀彫民芸風で髪の毛が長くギョロ目の山姥、相方は真逆の柔和な老女。彫られた黒い岩材のせいでしょうか、全体に凄く存在感があり、キャラが立った作品ですね。作者は、それを狙ってこの石材を選んだのかな?なんて思ってしまいました。

牧歌的な風景を思う

南側の彫像の作者は、彫刻家・河合隆三(1935年〜)作、題名はズバリ「花束を抱く女性と犬」。花に囲まれシアワセっ〜て表情の女性を見るお行儀よくお座りするワンコ、なんかバックに菜の花が広がる牧歌的な風景を思い浮かべてしまう作品です。で、この作品の作風、どこかで見た様なぁ〜と記憶をたどってみると、あッ!?「リレー徘徊45:野外芸術を愛でる〜大阪・中之島」で出逢ってますね。同じ作家の作品を探すってのも散策のテーマになるでしょうね。と調べたらお隣の池田市にもありましたわ。

軽やかに踊る豊潤な女子

市役所通りを歩くこと15分で市役所に到着。ここのエントランスに2体の彫像作品があります。一つ目の作者は、彫刻家・清水多嘉示(1897年〜1981年)の作、題名は「躍動」。二人の女性が軽やかに踊り回るって姿を表現してます。可憐さよりも逞しさを感じる脹よかな体躯で、題名の「躍動」を表現するがゆえの豊潤な女子体なんでしょうね。これがやせ形の華奢な体型だと果無げな哀愁漂う作品になってしまうんでしょうね。

見えないやん!!

もう一体は工事用足場の中にありました。彫刻家・淀井敏夫(1911年〜2005年)の作、題名は「夏の海〜波と女と鴎鴎による構成」。足場が邪魔になって全体を観れないのが非常に残念です。これって作品への冒涜ですよね。非常の個性的なタッチの彫像ですが、同じ作家の作品が前回の裸婦像のあった宝塚大橋に設置してあります。

撮るは愉し独自な造形美

宝塚大橋の中央左右にある2体の作品は彫刻家・淀井敏夫の作で、題名は、東側「鴎」、西側「渚」です。共に被写体として造作やポーズがいいですねぇ〜♪ デジカメを構えて、左右斜め真正面望遠広角と視点を替えるとバックの街の情景や武庫川の開放的景観と融合して撮るたびに違った表情に出会えて愉しい写真になります。これは作者の造作に対する視点や表現技法が独特がゆえなんでしょうね。私は好きですね〜この質感とこのディテール。他の作品が見たくなるとともに市役所の作品、早く工事足場をどけて欲しいですね。

↑ 作品名:鴎  ↓ 作品名:渚

若さ、爆発や!!

さて、具象最後の作品、私が一番気に入っている彫像です。逆瀬川駅前、コープ神戸の線路側にあります。作者は、彫刻家・佐藤助雄( 1919年~1987年)、題名は「花の咲く頃」。表情とポーズ、そして服装が愛らしい!後ろから見てもいいなぁ〜いいなぁ~若い溌剌とした感性を表しているなぁ〜顔の表情も愉しそうでいいなぁ〜いいなぁ〜いいなぁ〜を連発してと写真を撮りまくっていると妙な視線が…ん?と思い冷静に彫像をみるに胸元に小さな突起2つ、あ、ここを好んで撮っていると思われてる〜かも。 次回は「宝塚キャラもん銅像」を紹介します。

ちなみに作者もお気に入りだったらしくネットで検索すると同じ作品が〜(笑)

2017年3月10日

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