【高野山】いざ、聖なる地へ!一泊二日高野山満喫の旅 8 Final

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宝物の物量に圧倒される

さてさて。高野山のハイライトである大伽藍地区を後にした我ら姉妹。「こんなところにもあるんだ!」と驚いたコンビニで小休止を取った後、霊宝館へと向かいました。

あ、ちなみにそのコンビニ、お坊さんも来られていました。ラーク買っていましたね。煙草、吸うんだ。

うん。そうね。人間だもの。

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はい。霊宝館の敷地入口。ここも紅葉の頃にはさぞかし艶やかなんだろうなぁ。

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霊宝館の中には、1200年の歴史を誇る高野山の国宝23件、重要文化財189、その他県指定財がてんこ盛りでございます。快慶作の重文、四天王立像でしょう? 江戸時代に造られた、真っ赤な愛染明王坐像でしょう? 運慶作の国宝、八大童子立像もありましたねぇ。

さらに、わたし達が訪問した時には、「一切経の世界」という企画展が開催されており、絹地や巻紙にびっしり書かれた経文が多数展示されていました。

でもねぇ。正直最後の方では「あ~うん、すごい、すごい。もうお腹いっぱいです」と失礼な感想が漏れたほどの量です。中はもちろん撮影厳禁。そこまで広くない建物ではありますが、気合を入れて拝観してくださいませ。

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こちらは霊宝館内にあるお土産物屋さんの前で撮った、貴重な一枚。

これは……鳥か魚にも見えましたが、霊宝館の「宝」の文字を入れてあるのですよね? 芸が細かい。

腹が減っては……

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戦はできぬ。いやまぁ、祈りの霊場である高野山で戦をするわけではありませんが、こちとら朝の5時から活動しておりまして。コンビニでチキン竜田を食べましたが、そんなもの霊宝館観覧で、とっくに身になり消えました。

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ってことで、はいど~ん。遅めのお昼ごはんです。時刻は確か、3時過ぎ。霊宝館の周りにはほとんど食事を取れそうなところがありませんでしたから、バスのフリーパスを活かして、千住院橋の方まで戻りました。

えぇ、そうです。精進料理、美味しゅうございました。

でもやっぱりわたしは、肉が好きなんですよ。お箸の国の人だけれど、パンも愛しているんですよ。あ、チーズケーキはおまけ。糖分もとらなきゃね?

そして珈琲。これは外せません。はぁ、生き返る。

女人の道は険しい

さてさて。一泊二日の高野山満喫ツアーも、終りが見えてきました。

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お腹がくちくなった後はバスに乗り、女人堂へと参ります。

高野山は明治5年、1872年まで女人禁制でしたから、女性はココまで。正確に言えば、このお堂の裏に細く険しい女人道への入口がありますので、そこを通って大師御廟へお参りをせねばならなかったそうです。

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女性に険しい道を歩かせるって、どうよ? 少しだけその道を覗いてみましたが、That’s山道でした。男性はこんな立派な門から入るのにさぁ。

仏教にそんな差別ありましたっけ~?

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おっと。思わず黒い心が溢れそうになりましたので、お竹地蔵尊を拝んで、浄化しましょう。

むか~し、むかしのことじゃった。横山たけと言う女子が、安政地震で亡くなった多くの方と父母の菩提を弔うため、30年の年季奉公で貯めたお金で~、建立したそうな。

えぇ話や。働いた自分の為に使えばいいのになんて考えるわたしでは、絶対に出来ない事です。南無、南無。

高野山の締めは。

女人堂の後、もうひとつ訪れた場所があります。

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それが、こちら。ばばん!立派な門の両脇に掲げられた紋は、皆様良くご存知ですよね?

そう、六文銭。真田の紋です。こちらは蓮華定院。真田幸村が蟄居していたお寺ですが、ここを抜けたところに、幸村のお兄ちゃんのお墓があります。

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枯山水の美しいお庭。ここも宿坊を営んでおられるのでしょう。講話が聴こえました。

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丁度出てこられた寺務所の方にお聞きして、右手を見れば……ありました。「真田家墓所」の赤い文字。その横の矢印を辿っていくと……。

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はい。総石造りのお墓です。大河ドラマの影響で、もっとぴっかぴかにしてあるかと思いましたが、苔むしたお墓でした。

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お墓の苔の下にも、六文銭。

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そしてお寺さんの壁にも、以前ご紹介した結び雁金や。

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木戸には六文銭と両方が飾られておりました。歴女にはたまりませんね。

帰りはいつもさびしい

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ふぅう。初・高野山、十分満喫しました。そろそろ下界に降りるとしましょうか。バスに乗って、まずはケーブルカーの駅へ。

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グッバイ、こうやくん。何故か二体に増えているけれど、君のとぼけた顔は忘れない。

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こちらの写真は駅の2階から撮ったもの。

あぁ、山から雲が沸いている。こうしてみると、ここはやっぱり、お山の上なんだなぁ。標高867メートル。その数値よりもこの光景が、別天地であることを物語っています。

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ありがとう、ありがとう高野山。いずれまた、お邪魔します。きっと近いうちに。

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2016年9月22日

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