香川「金刀比羅宮」と岡山「由加神社」の両参り

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日本人なら一度以上は耳にしたことがあるであろう「こんぴらさん」。正式には金刀比羅宮であり、香川県琴平町にあります。そして岡山県倉敷市にあるのが由加神社。実は江戸時代から明治期頃までは、この二つの神社を巡ることこそ本物の両参りとされました。このような参拝は全国的に少ないものとなっていますが、だからこそ魅力があると言えるのでは!?

あなたはどこまで行ける?金刀比羅宮の長い石段

最初に金刀比羅宮に関するお話です。金刀比羅宮(こんぴらさん)と言えば、まず有名な物がとても長い石段ではないでしょうか。どのくらいあるのでしょう。その段数は実に1368段!確かにこれはすごい数です。しかしお待ち下さい。これは今回ご紹介する奥社と呼ばれ最も奥にある「巌魂神社」までを含んだ段数です。

一般的な参拝は御本宮までの785段。それでもかなりな段数と言えますが、休憩を入れながらであれば、何とか行ける段数ではないでしょうか。神様の前だからこそ、多少の大変さを伴っても達成してみる、これもまた一つの参拝の姿かも知れません。それでも、天候や体調を考慮の上、無理の無い範囲を心掛けましょう。

金刀比羅宮とはどんな場所か

日本最古の神社と言われる場所が、奈良県桜井市の「大神神社」です。実はここの祭神と同じ大物主命が「金刀比羅宮」の祭神。本殿の無い「大神神社」では酒作りの神として特に有名ですが、こちら香川県では海上交通の守護神です。もちろん、水神でもある大物主命ですので、祭神となるのは必然と言えるでしょう。

由緒についてはいくつかの説がありますが、大国主命と関係があると大物主大神。行宮であった場所がここ金刀比羅宮がある象頭山とされます。また、仏教と修験道の影響を受け、修験道では特に有名な役小角にも関係し、神仏習合の寺社となっています。

パワー絶大「金の犬」

御本宮でぜひとも試してみたい開運のおみくじ。ここでは「こんぴら狗」と呼ばれる開運みくじがあります。では、なぜ犬なのでしょう。発端は「金毘羅狗」と呼ばれる庶民の飼い犬なのです。たくさんの人は後利益ある「こんぴらさん」に参拝したいと思うものの現実は簡単ではありませんでした。そこで飼犬を自分の代わりに参拝させたという話が残されているのです。

奥社「巌魂神社」まで

御本宮から更に583段、こんぴら参りの全ての石段「1368段」を達成出来たら、そこにあるのがが奥社「巌魂神社」です。巌魂とは難しい漢字ですが「いずたま」と読みます。

さすがに高い場所にあるので素晴らしい見晴らしを楽しむことが出来ます。疲れも一気にとれることでしょう。

長い間、行われてきた「こんぴら参り」ですが、特に江戸時代になると、あの有名な三重県のお伊勢参りと並んで庶民信仰の代表的な場所となります。それと合わせるように、金刀比羅宮と、瀬戸内海で向き合っている岡山県倉敷市の由加山にある「由加神社」への両参りが本格化していきます。

厄除け「由加神社」で両参り

由加神社は厄除けとしてとても有名な神社。明治中期までは、「こんぴらさん」と「ゆがさん」の両参りをせねばお陰が少なくなるとされました。もちろん現代においても岡山県内を中心として由加神社に詣でる人は数多く、地域では知らない人はいないとても有名な神社となっています。

日本人なら、一生に一度は両参りをしておくべき、とまで言われた二つの神社。歴史の中で、多くの参拝者が二つの神社を巡り、手を合わせたのです。

最後に

昔の人たちの信仰心はとても深いと感じられる両神社。香川と岡山を船で移動するのは逆に困難な現代ですが、とても便利に電車やバスで移動し、時に昔の人たちの足跡を辿ってみるのは、いかがでしょうか。

金刀比羅宮
http://www.konpira.or.jp/

由加神社本宮
http://www.yugasan.or.jp/

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2017年6月6日

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