兵庫県の有馬温泉の湯泉神社で!嗚呼、愉し、低速徘徊のススメ【神社基本編】

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初めまして、路爺と申しまして、暇時間を見つけては、写真機持って野良道、山道、路地道を歩き&銀輪使って低速徘徊、怪しきモノ、珍なるモノ、熟れたモノ達と出会う事、これが、おもろ愉しいんです。この愉しさを伝えるべく、まずは「神社基本編」をご案内したいと思います。今回の低速徘徊の場所は、関西で超有名な有馬温泉です。

神社で彫刻鑑賞をしてみる。

神社にお参りしても案外皆さん見過ごすのが、拝殿(神様を拝む建物)や神殿(実際にご神体が祀られている建物)の彫刻です。まず、有馬温泉を発見した神様が祀られている湯泉神社(とうせんじんじゃ)の彫り物を見てみましょう。ここの彫り物は、松に三羽の烏とかっこいい亀でしたが、何故このような彫刻が彫られたんでしょうね?

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こんな時の強い味方はスマホ、さっそくネットで検索してみます。「大己貴命(おおなむちのみこと、大国主命)と少彦名命(すくなひこなのみこと)が、赤い湯に浸かって脚の傷を癒していた三羽の烏をみて有馬温泉を発見した伝説をテーマに三羽の鳥を彫刻してある」。なるほど納得!伝説が題材なのね。

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では亀はというと、「元々湯泉神社は温泉寺の守り神で、風水的には忌み嫌われる北向きに建てられており、風水的見地から鎮めの神として北の守り神「玄武」(亀)を奉ったのではないかとの研究家の推理」とのこと。亀でなく玄武だったので怖い顔をしてたんですね、納得であります。そうそう、低速徘徊時には高倍率の光学ズーム付デジカメとか双眼鏡を持ってくると高いところの彫り物の仔細などしっかり見れるのでいいですよ。

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湯泉神社の御旅所水天宮の近くに小さな祠があります。ここの彫刻も素晴らしいです。でも、なぜここまで凝った彫刻を小さな祠に立派な彫り物を施したんでしょうね?と疑問がわきます。

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祠の中を見ると「奉杞愛宕神社神殿為御大典記念修繕之」とあり、まず、祀られているのが、京都の愛宕山の山頂に鎮座する火伏せ・防火に霊験のある愛宕神社の神様であるということが分かります。次にある「大典」とは、天皇が皇位継承したことを内外に知らしめる儀典のことで、年号から昭和天皇即位の年だとわかります。その記念に、愛宕様をお祀りした祠をしっかりと豪勢に修繕しようということになったため、小さい祠なのに木彫りの造作が複雑で緻密なんだろうと、ひとり推理で納得であります。

でも、上の写真を再度見直すと祠というよりも御神輿や地車(だんじり)を代用しているような感じがしますが、果たしてどうなんでしょうね?てな、疑問が涌くのも愉しであります。

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奉納者名を調べると忘れられた小さな歴史に出会える。

さて、見て楽しい彫り物ですが、境内に刻まれた奉納者の名前を調べてみるのも面白いですよ。運が良ければ、忘れられた小さな歴史に出会えます。湯泉神社の北側にある天満宮(境内には、有馬の代表的な温泉源のひとつ金泉湧き出す天神源泉があります)の奉納者名に「堺茅海楼す江」というのがありましたので早速ネットで検索してみます。

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「茅海楼(ぼうかいろう)」は、戦前堺市の大浜にあった有名な料亭旅館で、「茅」は魚のチヌのことで、海⇒大阪湾⇒その古称は「チヌが沢山捕れた海=茅渟海 (ちぬのうみ) 」で、その呼び名から名前をとって芽海楼…、なるほど!! 「す江」さんは、料亭旅館の女将さんの名前なんでしょうね。別にこの料亭旅館の絵はがきも見つけましたので上げておきますね。ん?左の看板は麒麟麦酒? 関西発祥のアサヒ麦酒でないですね。右の看板は「まむし」と書かれてますが、蛇の蝮ではなく鰻ですね。

今回の神社の見所ポイント、ぜひ、お近くの神社で実践してみてください。意外なモノたちが貴殿を待っているかもしれませんよ。

2015年10月8日

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