天満天神繁昌亭で落語を楽しみませんか?

落語専門の定席(毎日公演している小屋)、繁昌亭。上方落語協会会長に就任された桂文枝さんが、天神橋筋商店街で落語会を行える空き店舗の提供を商店街側に依頼されたことに始まるそうです。
昼は週替わり、夜は日替わりで連日公演されています。
Index
文枝一門、円楽党、東西交流会 夜席を楽しんできました
桂三度「子ほめ」
三遊亭萬橘「寄合酒」
三遊亭楽生「お見立て」
扇家勝丸「太神楽」
桂三金「赤とんぼ(桂三枝作)」
〜仲入〜
<大喜利=桂三ノ助、桂三幸、桂三河、他>
三遊亭王楽「宮戸川」
桂三若「寝床」
この日は18時半から21時頃まで。全席指定で料金は前売り2500円、当日3000円です。
桂三若さんの落語の迫力に惹きこまれました
中でも素晴らしかったのが、トリを務められた桂三若さんの「寝床」
浄瑠璃自慢の旦那が,会を開こうとして番頭に長屋を回らせるが,その奇声を恐れて誰も来ない。店の者も仮病を使って逃げようとする。旦那が,店の者は暇を出し,長屋の者は追い出すと怒るので,一同はあわてて集まる。
といった感じでお話自体も面白いです。
気がつけば江戸時代にタイムスリップ
座布団の上には一人しかおられないのに、登場人物が次々現れて、気づけばすっかり江戸時代にタイムスリップしていました。声色やしぐさや表情でこんなに世界観を演じられるとはすごいですね。
通常落語中の写真は撮れませんが、今回はコラム用にとお願いして撮らせて頂きました。
公演後、出口におられる落語家さんと一緒に写真をお願いできることも♪
数名の落語家さんが講演後にお客さまを見送りされていました。一緒に写真を撮ってもらえたら記念になりますね。
場所は大阪天満宮のお隣
繁昌亭の場所は、菅原道真公が祀られている大阪天満宮のすぐ裏側、北に抜けるとあります。大阪市民からは天満の天神さんと呼ばれ親しまれています。近くの天神橋筋商店街でお買い物したり、天満宮を参拝してから落語を聞きにいくというのもおすすめ!
第101回元祖大阪名物あほの会
先日公演100回を迎えられたあほの会も気になっています。大喜利も楽しいですよ!
噺家さんを身近に感じられる劇場
劇場内外には、募金をされた人の名前や団体の名前の書かれた提灯が並んでいます。
座席は1、2階の216席とこじんまりした劇場なので、どこのお席からも噺家さんがよく見えて身近に感じられるのが魅力ですね。
久しぶりに大笑いしました!落語の面白さを知ってしまい、これから通ってしまいそうです。
大阪に観光に来られた際には是非落語も楽しまれてみてください。
天満天神繁昌亭
大阪市北区天神橋2-1-34
地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」4-B出口から徒歩3分
JR東西線「大阪天満宮駅」3出口から徒歩3分
地下鉄堺筋線「扇町駅」4番出口から徒歩10分
JR「天満駅」から徒歩15分
昼席(毎日 午後1時~4時ごろ)
繁昌亭のメインとなる定席寄席公演。出演者は週替わりで、ベテランから若手まで、入れ替わり立ち替わり登場します。色物(マジックや漫才、太神楽など、落語以外の芸)も入る本格的な寄席を楽しめます。
夜席(開演時間は日によって異なります)
独演会や一門会など各落語家が主催する会を中心に、繁昌亭独自の企画性に富んだ番組もあります。
前売券は繁昌亭窓口、チケットぴあ、サークルKサンクス、セブンイレブンにて販売されています。
http://www.hanjotei.jp/index.html
2015年12月4日